v4.2.6
V4.2.6が2023年11月17日にリリースされました。
修正された問題
- ネットワークのパケットロス率が高い場合や、ホストがエンジンを初期化せず離脱し、再度チャンネルに参加した場合など、特定のシナリオにおいて、受信側のビデオが途切れたりフリーズする問題を修正。
v4.2.3
V4.2.3が2023年10月11日にリリースされました。
新機能
- スクリーンショット機能にサードバーティーの拡張機能を統合
- ID3D11TEXTURE2Dのフォーマットをサポート
- 画面共有のシナリオにおいてのエラーコードを返すコールバックを追加
- 利用端末が高度な機能の要件を満たしているかをチェックするメソッドを追加
改善点
- 仮想背景使用時のメモリ消費量の最適化
- 超高解像度(4K、60fps)の画面共有時のパフォーマンスとエンコード効率を最適化
- setPlaybackSpeedメソッドにおいて無効なパラメータを処理するロジックの最適化
- 無効なトークンが渡された際のアプリがクラッシュしないようなロジックの最適化
修正された問題
- 画面共有のシナリオで、クラッシュやフレーム落ちが発生することがある問題を修正。
- ローカルシステムの時刻が正しく設定されていない場合に、チャンネルに参加できないことがある問題を修正。
- playEffect メソッドを呼び出して同じ soundId を使用する 2 つのオーディオファイルを再生すると、最初のオーディオファイルが繰り返し再生されることがある問題を修正。
- takeSnapshotEx を一度呼び出すと、onSnapshotTaken コールバックを複数回受信する問題を修正。
APIの変更
追加
- The following enumerations in
onLocalVideoStateChanged
:LOCAL_VIDEO_STREAM_ERROR_SCREEN_CAPTURE_PAUSED
LOCAL_VIDEO_STREAM_ERROR_SCREEN_CAPTURE_RESUMED
LOCAL_VIDEO_STREAM_ERROR_SCREEN_CAPTURE_WINDOW_HIDDEN
LOCAL_VIDEO_STREAM_ERROR_SCREEN_CAPTURE_WINDOW_RECOVER_FROM_HIDDEN
LOCAL_VIDEO_STREAM_ERROR_SCREEN_CAPTURE_WINDOW_RECOVER_FROM_MINIMIZED
-
d3d11_texture_2d
andtexture_slice_index
members inExternalVideoFrame
. -
VIDEO_TEXTURE_ID3D11TEXTURE2D
inVIDEO_PIXEL_FORMAT
. enableContentInspectEx
-
CONTENT_INSPECT_IMAGE_MODERATION
inCONTENT_INSPECT_TYPE
. -
serverConfig
inContentInspectConfig
isFeatureAvailableOnDevice
FeatureType
v4.2.2
V4.2.2が2023年7月27日にリリースされました。
新機能
- ワイルドカードトークン
- チャンネル情報のプリロード機能
- 背景色のカスタマイズ
- 異なるソースのビデオストリームの公開
改善点
- 仮想背景アルゴリズムの向上
- メディアリレーのターゲットチャンネル数が6つに増加
- コーデック品質の取得が可能に
- 画面共有シナリオに基づいた送信側のフレームレートの自動調整
- remoteVideoStateChangedOfUid コールバックの理由列挙に「CodecNotSupport」が追加
修正された問題
- ネットワーク依存のチャンネル再接続に時間がかかる問題を修正。
- 一部のデバイスで画面共有が表示されるまでに時間がかかることがある問題を修正。
- カスタムビデオキャプチャシナリオで、setBeautyEffectOptions、setLowlightEnhanceOptions、setVideoDenoiserOptions、および setColorEnhanceOptions を自動的にロードできない問題を修正。
- マルチデバイスの録音シナリオで、録音デバイスの抜き差しを繰り返したり、有効/無効を切り替えたりした後、startRecordingDeviceTestを呼び出してオーディオキャプチャデバイスのテストを開始すると、音が聞こえないことがある問題を修正。
APIの変更
追加
preloadChannel[1/2]
preloadChannel[2/2]
updatePreloadChannelToken
- The following members in
ChannelMediaOptions
:publishThirdCameraTrack
publishFourthCameraTrack
publishThirdScreenTrack
publishFourthScreenTrack
CodecCapLevels
VIDEO_CODEC_CAPABILITY_LEVEL
-
backgroundColor
inVideoCanvas
-
codecLevels
inCodecCapInfo
-
REMOTE_VIDEO_STATE_REASON_CODEC_NOT_SUPPORT
inREMOTE_VIDEO_STATE_REASON
v4.2.1
V4.2.1が2023年6月21日にリリースされました。
改善点
ネットワーク伝送処理が改善され、オーディオとビデオのインタラクションがよりスムーズになりました。
修正された問題
- 一部の古いバージョンのAccessTokenとSDKの非互換性により、チャンネルに参加できないことがある問題を修正。
- 送信側がsetAINSModeを呼び出してAIノイズリダクションを有効にした際、受信側でエコーが発生することがある問題を修正。
- メディアプレーヤーを使用してメディアファイルを再生しているときに、短いノイズが発生する問題を修正。
- 送信側が2台のカメラで撮影した2つのビデオストリームをローカルでミックスしてPublishすると、受信側で2台目のカメラの映像が欠落することがある問題を修正。
v4.2.0
V4.2.0が2023年5月24日にリリースされました。
仕様変更
1.ビデオキャプチャ
v4.2.0では、カメラおよび画面共有機能のAPIを最適化しています。
下表の代替メソッドを使用し、sourceTypeパラメータでビデオソースを指定するようにしてください。
削除されたメソッド | 代替となるメソッド |
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|
|
|
|
|
|
2.映像データ取得
onCaptureVideoFrameおよびonPreEncodeVideoFrameコールバックに、特定のビデオソースタイプを示すために使用されるsourceTypeという新しいパラメータが追加されました。
3.チャンネルメディアオプション
- AgoraRtcChannelMediaOptions の publishCustomAudioTrackEnableAec は削除されました。
代わりにpublishCustomAudioTrackを使用してください。 - AgoraRtcChannelMediaOptionsのpublishTrancodedVideoTrackは、publishTranscodedVideoTrackに名称変更しました。
- AgoraRtcChannelMediaOptionsのpublishCustomAudioSourceIdは、publishCustomAudioTrackIdに名称変更しました。
4.ローカルビデオミキシング
- LocalTranscoderConfiguration の VideoInputStreams を videoInputStreams に変更しました。
- TranscodingVideoStream の MEDIA_SOURCE_TYPE を VIDEO_SOURCE_TYPE に変更しました。
5.その他
- onApiCallExecuted が削除されました。Agora は、関連するチャネルとメディアコールバックを通して API 実装の結果を取得することを推奨します。
- IAudioFrameObserver クラスは、IAudioPcmFrameSink に名前が変更され、それに応じて以下のメソッドのプロトタイプが更新されます:
- onFrame
- IMediaPlayer の registerAudioFrameObserver[1/2] と registerAudioFrameObserver[2/2] 。
- enableDualStreamMode[1/2] および enableDualStreamMode[2/2] は非推奨です。代わりに setDualStreamMode[1/2] と setDualStreamMode[2/2] を使用してください。
- startChannelMediaRelay, updateChannelMediaRelay, startChannelMediaRelayEx, updateChannelMediaRelayExは非推奨になります。代わりにstartOrUpdateChannelMediaRelayとstartOrUpdateChannelMediaRelayExを使用してください。
新機能
- AIノイズキャンセリング機能(有償)
- 仮想背景の機能拡張(詳細)
- ビデオシナリオの自動設定
- ローカルビデオミキシング
- デバイスをまたいだ同期
改善点
- 幅広いボイスチェンジャーエフェクトが設定可能
-
レンダリング互換性の向上
- オーディオとビデオの同期が可能
- 複数のカメラからのビデオストリームのキャプチャが設定可能
- チャンネルをまたいだよりシンプルかつスムーズなメディアリレーを設定可能
- カスタムオーディオトラックの作成手順の最適化
修正された問題
- 短時間にホストと視聴者のロールを切り替えると、視聴者がホストの音声を聞き取れなくなることがある問題を修正。
APIの変更
追加
startCameraCapture
stopCameraCapture
-
startScreenCapture
[2/2] -
stopScreenCapture
[2/2] startOrUpdateChannelMediaRelay
startOrUpdateChannelMediaRelayEx
getNtpWallTimeInMs
setVideoScenario
getCurrentMonotonicTimeInMs
onLocalVideoTranscoderError
setAINSMode
createAudioCustomTrack
destroyAudioCustomTrack
AudioTrackConfig
AUDIO_TRACK_TYPE
VIDEO_APPLICATION_SCENARIO_TYPE
SCREEN_CAPTURE_FRAMERATE_CAPABILITY
- The
domainLimit
andautoRegisterAgoraExtensions
members inRtcEngineContext
- The
sourceType
parameter inonCaptureVideoFrame
andonPreEncodeVideoFrame
callbacks - The
BACKGROUND_NONE
andBACKGROUND_VIDEO
enumerators inBACKGROUND_SOURCE_TYPE
修正
-
enableDualStreamMode
[1/2] -
enableDualStreamMode
[2/2] startChannelMediaRelay
startChannelMediaRelayEx
updateChannelMediaRelay
updateChannelMediaRelayEx
onChannelMediaRelayEvent
CHANNEL_MEDIA_RELAY_EVENT
削除
startPrimaryScreenCapture
startSecondaryScreenCapture
stopPrimaryScreenCapture
stopSecondaryScreenCapture
startPrimaryCameraCapture
startSecondaryCameraCapture
stopPrimaryCameraCapture
stopSecondaryCameraCapture
onSecondaryPreEncodeCameraVideoFrame
onScreenCaptureVideoFrame
onPreEncodeScreenVideoFrame
onSecondaryPreEncodeScreenVideoFrame
onApiCallExecuted
-
publishCustomAudioTrackEnableAec
inChannelMediaOptions
詳細は以下リンクをご参照ください。
プラットフォームとバージョンを下記ページ内で検索いただけます。
https://docs.agora.io/en/video-calling/overview/release-notes?platform=windows