v4.20.2
v4.20.2が2024年3月21日にリリースされました。
修正された問題
特定のシナリオでcreateCustomVideoTrackを呼び出したときに、キャプチャしたビデオの解像度がブラウザ側で変更されてしまう問題を修正しました。
v4.20.1
v4.20.1が2024年2月28日にリリースされました。
新機能
- H.264ビデオストリーム内に補足拡張情報(SEI)を追加して送信することが可能(※)
- 受信した video states のモニタリング
- データストリームの暗号化を有効にするパラメータの追加
改善点
- 単一オーディオストリームのシナリオでブラウザの不具合による電気ノイズや無音などの問題を軽減。
- ビデオビットレートの最小値のデフォルト設定を追加することにより、ビデオビットレート設定を強化します。
修正された問題
128ホストのチャンネルでは、再接続中にユーザーがチャンネルを離れると、リモートユーザーの音声が聞こえなくなることがある問題を修正。
APIの変更
追加
- LocalVideoTrack.sendSeiData
- RemoteVideoTrack.on("sei-received")
- RemoteVideoTrack.on("video-state-changed")
- encryptDataStream parameter to AgoraRTCClient.setEncryptionConfig
v4.20.0
v4.20.0が2023年12月8日にリリースされました。
互換性の変更
IRemoteAudioTrack.setPlaybackDeviceメソッドをFirefox上でサポートしておらず、呼び出すと音声の問題が発生していました。
しかしこのメソッドが呼び出されたときにSDKがNOT_SUPPORTEDエラーを表示するようになりました。
新機能
iOSデバイスでは電話等によって中断された後、アプリの通話が自動的に再開されない場合がありました。
この問題に対処するため、アプリの中断をトリガーする "audio-context-state-changed "イベントと、通話を復元するための resumeAudioContext メソッドが追加されました。
改善点
- ユーザーIDが文字列の時、チャンネル参加にかかる時間を短縮。
- ChromeOSプラットフォームで、画面全体またはChromeタブを共有する際の音声共有をサポート。
APIの変更
追加
resumeAudioContext
AgoraRTC.on("audio-context-state-changed")
詳細は以下リンクをご参照ください。
https://docs.agora.io/en/video-calling/reference/release-notes?platform=web#v4200